フィラピーは欧州の主要ガイドラインで推奨

By Firapy Club • 17 Oct, 2019

ERBP(European Renal Best Practice;EDTA欧州透析移植学会議) 『成人の血液透析における自己血管および人工血管内シャントの術前・術後ケアの診療ガイドライン』

2019年六月、欧州腎臓学会―欧州透析移植学会議(ERA-EDTA, European Renal Association – European Dialysis and Transplant Association) からバスキュラーアクセスにおける最新版の診療ガイドライン ("Clinical practice guideline on peri- and postoperative vare of arteriovenous fistulas and grafts for haemodialysis in adults", ERBP) を共同公開されました。

ガイドラインにおいて遠赤外線療法が自己血管内シャントの発達や開存率の改善させることを推奨されており、引用された論文はすべてフィラピーに関するものである。

詳細内容は以下通り日本語に翻訳しました:

第1章 自己血管内シャント育成促進のための治療

1.3 成人の末期腎不全患者において自己血管内シャント作成後3ヵ月間に遠赤外線療法を適用する全ての決定は、育成と血流に対する効果の不確実性と血栓症を低下させる可能性とのバランスをとらなければならない。

第8章 内シャントの長期開存性維持のための治療

8.2 成人の末期腎不全患者において自己血管内シャントの長期開存性を改善するために遠赤外線療法を考慮してもよい。

Gallieni M.:Nephrol Dial Transplant.;34(Suppl 2):ii1-ii42. 2019.


また、英国ガイドライン「CLINICAL PRACTICE GUIDELINE VASCULAR ACCESS FOR HAEMODIALYSIS」および中国ガイドライン「中国血液透析用血管通路专家共识(第2版)」でも推奨します。

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